低用量ピルが持つ避妊以外の効果について

低用量ピルは服用することによって避妊効果をもたらすのが一般的な使い方ですが、その他にも女性にとって役立つ効用があるので、メリットとデメリットを知って活用すると役立ってくれます。
低用量ピルは生理痛や生理不順の治療にも用いられていますし、月経困難症や辛いPMSの症状を改善するといった女性ホルモン関係のバランスをとることができるのが特徴です。
病院でも治療薬として使われていますので、上手く利用することで、悩ましい問題を解決するサポート効果を得られます。

本来、低用量ピルは避妊のために使われる薬ですが、成分として卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つの女性ホルモンが含まれおります。
これらが生理痛や生理不順の改善に役立ち、月経困難症やPMSなど辛い症状を緩和させる働きがあることが知られています。
ホルモンバランスを整えることで、女性の不調は大部分が改善されると言われていて、低用量ピルは副作用の心配が少なく、安心して使えながら確かな改善効果があるのが嬉しいポイントです。

生理というのは女性にとってなければ困るものですが、人によっては生理不順によって周期が分からず不快感につながることもあります。
突然に始まって下着を汚してしまうことがありますし、旅行や遊びを心から楽しめなくなる、試験などにぶつかると集中力が乱れてしまい、全力を出すことができないといった人もいるはずです。
そういった時にホルモンバランスを整えることで改善することができるので、試してください。

低用量ピルは基本的に4週間が1サイクルで1シートとなって販売されています。
まず生理の初日から毎日1錠ずつ、できるだけ同じ時間帯に飲んでいき、それを3週間続けて、次の1週間は薬を休みます。
休んだ時に出血が起こりますが、この時の出血は排卵のない「無排卵月経」です。このパターンを繰り返していきます。
飲み忘れた時は気付いた時点で早く飲むのがよく、遅れても薬の効果は途切れずに続きます。

ニキビや肌荒れ対策に低用量ピルを使う

また低用量ピルはホルモンバランスを整える効果があり、ニキビや肌荒れといった肌トラブルの改善にも役立ちます。
そもそもニキビができる原因の1つは、男性ホルモンの作用である「過剰な皮脂分泌」です。
ピルを服用することで体内に絶妙なホルモンバランスの乱れが生じて、男性ホルモンの作用を減少させてくれます。
それによって皮脂の分泌が減少する結果、ホルモンレベルでニキビが発生しにくい肌環境を作り出すことが可能です。

さらに普段は肌トラブルが問題なくとも、生理前になると肌荒れが酷くなる人が多く、この時の原因は黄体ホルモンになります。
こちらのホルモンは妊娠を助ける働きがあり、排卵日が過ぎると黄体ホルモンの分泌が増えて、肌の調子が低下気味になるのが特徴です。
黄体ホルモンは皮脂の分泌を増やしニキビをつくり、角質層を厚くすることで乾燥肌になり、メラニンの生成を促しシミの原因となります。
さらに体内に水分や栄養が溜め込みやすくなるために、むくみや便秘のトラブルになり、肌荒れの原因になってしまいます。
そこで低用量ピルを服用することで、乱れたホルモンバランスを整えて肌の調子を良くすることが可能です。

さらに低用量ピルを服用すると、卵巣がんの予防効果も得られます。
理由としては排卵を抑制して、子宮内膜症を予防、治療することができるからです。
また卵巣への脳下垂体からのホルモン(ゴナドトロピン)の分泌を抑えて卵巣に対する刺激を減少させることにより、卵巣がんの発生頻度を低下させることができるわけです。
がんはサイレントキラーと言われて、事前に対策することが必要になってきます。
低用量ピルを摂取するだけで可能となるので、飲んで損はなく役立ちます。

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